研究内容

 「生理活性脂質に関する研究をしています」

 三大栄養素のひとつである脂質は、効率の良いエネルギー源となるだけでなく、生体膜の主要構成成分となったり、生理活性を発揮するものもあります。私達の研究室では、微量で働く生理活性脂質の機能やその産生調節機構について研究しています。

 

「慢性炎症予防をめざした食品機能性の探索を行っています」

 私達の研究テーマの一つとして、炎症を誘発するプロスタグランジン(PG)E2という生理活性脂質の合成を抑える食品機能性の探索と、その食品成分が作用するしくみの解明を目指しています。また、このような食品を利用して、機能性を付加した嚥下調整食の開発にも取り組んでいます。これらの研究によって、慢性炎症予防に貢献したいと考えています。